HOME > 来年こそは。

来年こそは。

  • Author:館主

今年もあとわずかで新しい年を迎えようとしている。
長かったようであっという間の一年だった。
とりあえず家族みんな健康に過ごせたことを喜ぶ。
しかし何か物足りない一年でもあった。

12月に入り、ある方の訪問があった。
「東日本大震災の時、部屋にベッドを入れてもらったりお世話になりました」の言葉。
顔を拝見して名前を聞いても、すぐ思い出せなかった。
連絡先も聞かなかった自分が情けなかった。

お帰りになった後すぐ宿帳を調べる。
そして南相馬市から原発事故直後の3月17日から4月10日まで3名でお泊り頂いた事が分かった。
おばあちゃんと息子さんとお孫さんでお泊りいただいたことを思い出した。
当館にはエレベーターが無いため、お孫さんがおばあちゃんをおんぶして階段の上り下りをしていた事も。

なぜ半月も泊まって頂いてすぐ思い出せなかったのか、悔やまれた。
宿帳に書かれた電話番号にご連絡したが、つながらなかった。

新しい連絡場所を聞こうと南相馬市役所に電話をして事情を話した。
「以前の住所に手紙を出して頂くと転送されると思いますよ」とアドバイスを頂き連絡する事が出来た。

震災直後は地震による建物のダメージ、二次避難所として提供、不通になった東北新幹線の復旧工事等々の方が宿泊され、かなり混乱していましたが、お孫さんに2年9ヶ月も過ぎておいで頂いたことに恐縮するとともに、瞬間思い出せなかったことが本当に悔やまれた。

もっとしっかりしないと。

今年は県内の学生さんのご利用が多かった。
スポーツ大会、スポーツ合宿、学習合宿。

来年はいろいろな意味でいい年になって欲しい。

UP